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派遣薬剤師は高収入って本当?いつまで働けるの?メリット・デメリットは?くわしく調べてみました!

この記事の最終更新日は2020年05月13日です。
現在は内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

薬剤師の働き方の中でも注目されているのが派遣薬剤師です。今見直されている働き方や給与面に関しても、メリットが多いと感じている現役薬剤師が増えています。
派遣薬剤師として働く「良し悪し」にはどんなものがあるのか、高収入という話は本当なのかを把握して、新しい働き方を見つめる機会にしてみてください。

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派遣薬剤師とは?

派遣薬剤師とは、派遣会社に登録し、病院・調剤薬局・ドラッグストアなどに人材として派遣される業務形態を指しています。薬剤師としてのスキルを派遣先で発揮するタイプで、働いてほしい期間・時給や休日などの条件は派遣先と派遣元で決定され、それらの条件に適した人を派遣社員から選抜しています。

正社員やパートは企業と直接雇用の状態にあります。しかし派遣会社は企業と個人の間に立ち、企業には薬剤師スキルと経験・個人には就業先を提供しており、イメージとしては派遣社員が派遣会社の商品として企業へ提供されるという形です。

正社員と派遣の違いは、終身雇用かどうかという点にあります。勤務時間は同じであっても就業期間が決められていて、継続には契約更新が必要です。また、給与は就業先からではなく派遣会社から支給され、就業先の福利厚生を受けることはできません。派遣会社で用意された福利厚生を受けるようになります。

パートと派遣の違いは、雇用期間があるかどうかにあります。また給与や福利厚生の支給先が企業か派遣会社かという違いもあるでしょう。

高収入のうわさの真相は?派遣薬剤師の時給について

世間一般的には、どんな業界でも正社員が安定した収入を確立できるというイメージがあるでしょう。しかし薬剤師は、派遣の方が高収入を得られるという話も飛び交っています。
派遣薬剤師として働く場合、給与は時給換算です。時給額は派遣会社や働く地域によっても相場が異なります。

・人口の過密化がすすむ主要都市  約2,750円前後 (揺れ幅 前後500円程度)
・都道府県の都市部        約2,950円前後 (揺れ幅 前後650円程度)
・都道府県の都市部以外      約3,750円前後 (揺れ幅 前後750円程度)
(※地域別年収÷12ヶ月÷20日÷8時間で計算。)

相場に地域差はあるものの、8時間労働、月20日で計算すれば月収45万~60万は見込めるということになります。年収でいえば約540万円以上も夢ではないのです。日本の薬剤師正社員の年収平均は約530万前後(※)とされていますので、平均値を上回ることも期待できるケースがあります。

(※)

派遣薬剤師として働くメリット・デメリット

派遣薬剤師として働くことを検討されているなら、勤務してから「こんなはずじゃなかった」ということがないようにしなければなりません。どんなメリットやデメリットがあるのか説明していきましょう。

メリット1.年収アップにつながる

派遣薬剤師は時給で給与が換算されます。時給が高ければ高いほど年収アップにもつながりやすいため、現状の給与に満足していない人は派遣という働き方を選ぶ人も多いです。また、地方への転居も考えられる人は、さらに年収も高く見積もれるでしょう。

メリット2.残業が少ない

企業側では、正社員薬剤師の手が回らない部分をカバーしてもらう視点で派遣薬剤師を導入することが多いです。そのため、過度な残業を依頼することは少なく、中には残業禁止のところも多くなっています。
激務で有名な薬剤師であっても、定時で帰宅できるメリットは大きな魅力になっています。

メリット3.労働時間のコントロールができる

派遣薬剤師の多くはフルタイムで働いています。しかし派遣会社への登録時、事前に勤務できる時間を短縮しておけば、自分が勤務可能な時間を見計らって働き収入を得ることもできます。

まだ子供が小さい人や、週に3日は休みたいなど、自分で決めた働く条件の中から仕事を探せるのもメリットの1つです。単発のお仕事紹介などを行う派遣会社もあります。

メリット4.現場経験が増やせる

派遣先は多岐にわたり、労働条件や通勤距離などが合致すれば病院・調剤薬局・ドラッグストアなど、さまざまな就業先での経験を積むことができます。同じ薬剤師でも仕事の流れや効率化のアイデア、相性など、新しい発見も多いでしょう。

デメリット1.雇用期間が決められている

派遣薬剤師は雇用期間に定めがあります。派遣を導入する企業では、正社員の産休や育休などといった欠員の際に利用するケースも少なくありません。契約期間が満了を迎えれば、また新しい就業先を探すことになります。

デメリット2.派遣会社によって対応にムラがある

薬剤師専門の派遣会社はいくつもあります。また、同じ派遣会社でも営業担当・エリア担当によって裁量が異なるため、きめ細かい対応にもムラがある場合があります。派遣を利用するなら、いくつかの派遣会社へ登録してみるのもおすすめです。

派遣薬剤師から正社員に転職するには?

派遣薬剤師にはメリットも多く、上手に利用できれば自分の働きやすい環境に身を置くこともできます。しかし、せっかく慣れてきた仕事の手順も、新しい職場では改めて覚え直さなければなりません。1つの職場に定着できないため、じっくりキャリアアップを積み重ねられない点を考えると、安定した正社員も捨てがたいものです。

派遣薬剤師から正社員へ転職する際に大切なのは、ライフステージにおいてのタイミングを見極めることに尽きます。現時点で何を優先させるべきなのか、派遣を選ぶ目的は何か、仕事と両立したいものを同時進行できるのかどうかも考えておきましょう。

派遣薬剤師を継続するにしても、契約更新時に親身に相談できるかどうかや次の就業先の提案が早いかどうかも見極めるポイントになります。

まずは薬剤師派遣会社をチェックしてみよう!

正社員か派遣か、働き方は個々の環境や事情によって働きやすさにも変化があります。派遣の働き方に魅力を感じる方なら、まずは派遣会社の選定から始めてみるのがおすすめです。派遣会社によって福利厚生の充実度やバックアップ体制にも変化があります。自分に最適な働き方で、薬剤師免許を活用してみてはいかがでしょうか。